GWがもうずいぶん前のことのように感じる。今年は5/4-6で広島に行ってきました。5/2-3が南会津だったので、北へ南へ大移動。
2022年、2024年、2025年とここ数年はGWに瀬戸内海エリアにやってくるのが通例化していて、気がつけば今年も行かなきゃというマインドになっていました。特にGW後半の期間が晴れそうだったので、ちょうど多島海の景色が楽しめそう、また歩きごたえのありそうな広島湾岸トレイル瀬戸コースを目的地にしました。
広島湾岸トレイル瀬戸コースはトータルで80km、まあ2日あれば歩けるだろうと考え、前泊も兼ねて0日目に竹原の訪問を組み込みました。蓋を開けてみれば、時間的に少し危なく、一部ショートカットしたところも発生。ゆえに、「ほぼ」。名前のついたピークは一通り拾えたので、良しとします。
広島湾岸トレイル瀬戸コース: https://hiroshima-wangantrail.jp/enjoy-hwt/course/seto/
瀬戸コース以外にもたくさんあり、長めの距離を歩きたい欲があるときに良さそう。
5/4朝、羽田から広島空港へ。JALの株主優待が腐りそうだったのでこのタイミングで使うことに。GW中程でもよく混んでいました。
初日の竹原めぐりは記事後半で。5/5朝、竹原駅を5時20分に出る呉線の列車に揺られ、呉方面へ。瀬戸内海の景色に見惚れているとちょうど太陽が出てきました。
広駅で列車を乗り継ぎ、呉駅も越えて天応駅という意外なところで下車。ここが瀬戸コースのスタート地点。駅からは海がすぐ前に見えて、なかなか良いところです。
最初のピーク、烏帽子岩山へ。思った以上に岩登りという色の強く、一段高いところに立つと呉線の走る市街地や、海の向こう江田島方面を一望。快晴で本当に良かった。
烏帽子岩山の頂上。木々の中にある。出発から約30分、地図上では海岸線からそこまで離れていないものの、標高400mを数えます。
烏帽子岩山から鳴滝方面へ。一旦海の景色から離れて、樹林のなかに入っていきます。江田島は近くに見えるけど、音戸の瀬戸はここからは見えない。
鳴滝から市街地に一旦出て、大庭山大迫山と小刻みにピークを越えていく。このあたりは淡々とした歩きでカメラも出さず、その後は神山峠から灰ヶ峰へ。トレイルでもっとも高いところとあり、展望が開けるとなかなか高度感のある眺め。呉市街がよく見えます。
灰ヶ峰の山頂標? 呉の九嶺(くれい)、このトレイルで5個歩けます。灰ヶ峰は頂上直下まで車で入れるので、観光客の姿もちらほら。
灰ヶ峰からは一旦標高を落とし、長迫公園や坂の多い呉っぽい街並みの中へ。宮原浄水場の付近からまた山道に戻って、休山から音戸の瀬戸に向かって尾根道を進んでいきます。休山の一つ先、三津峰山からの眺めがすごい。無骨な製鉄所、海上自衛隊の艦船が浮かんでいる風景、どこかタイムスリップしたかのような感覚も覚える。
ついに音戸の瀬戸が見えてきた。赤色の目立つ橋が2本、そのうち歩いて渡れるのは大きい、手前の方の第二音戸大橋。広島湾岸トレイル瀬戸コースは、本来は第二ではない方の音戸大橋が標準コースなので、一旦コースを外れることになります。渡し船がないから仕方ない。バスで渡るという手もあるけど、ちょうど良い便がなかった。
歩道入口が限られているので注意。歩道は倉橋島方面に向かって右側のみで、音戸大橋の方の景色が見られないのが悔しい。
この景色でも十分良いものではあるのだけど。音戸の瀬戸は松山・呉間を結ぶフェリーに乗ると船で通過するとができるので、いつかそれをやりたい。来年のGWですかねぇ。
第二音戸大橋を下りて、トレイルに戻っていく。数年前までならば渡船が営業していた。渡船発着所は少しうら寂しい。
倉橋島に入ってからは舗装路メイン。これはヤマレコのルート準拠で、一応正しいルートだと思っていたけど、広島湾岸トレイルの本サイトを見ると名無しのピークを踏んでいることになっていて、もしかしてバリみたいなコースがあったのだろうか? 古観音山、瀬戸島山だけは拾って、そのまま島の反対側へ。早瀬大橋が見えてきた。
初日は藤の脇のバス停がゴール、のつもりだったけど、1時間に1本のバスにかなりギリギリで、ラスト数キロは思いっきりランニング。汗だくでなんとかバスに間に合って、桂浜へ。ここは高校の修学旅行でも班活動時に訪れていて(我ながらなかなかのチョイス)、学生時代にもバイクで来た場所。
桂浜のすぐ前にある旅館に泊まります。窓の向こうにはすぐ瀬戸内海の多島美。
そしてお魚づくしの夕飯。お腹いっぱいになって(朝ご飯もたっぷり)、リフレッシュ。お風呂が内湯だけで、なぜか物凄く熱かったのだけが気になる。すぐ近くに温泉館があるので、そっちに行くというのもありだったかも?
5/6朝。トレイルの2日目は早瀬大橋から江田島に渡って、江田島のてっぺんにある切串港を目指していく。前日ほどではないけれどぼちぼち良い天気。舗装路が多いものの、踏み固められていないトレイルよりは歩きやすく、ペースが上がるので助かります。
序盤、天狗岩、追の浦渓谷とダイナミックな岩の景色が連続します。トレイルは舗装路を経てここにたどり着くものの、そういえばこの岩の尾根を海岸線からそのまま直登する記録を見たことがあったなと思い出す。なかなかワイルドで楽しそう。
その後も舗装路歩きが続いて、陀峯山、真道山いずれもほとんど山歩きらしいパートはなく(真道山からの下りだけ)、江田島の北部に入っていきます。写真は真道山からの眺め。
鯉のぼり。そういえば子供の日の連休だったのでした。
この辺で時間が怪しいということに気が付き出し、帰りの新幹線をずらせるか調べ始めるも、GW最終日とだけあってさすがに全部売り切れ。予約していた新幹線に乗るためには15時半に切串港に着いている必要があるのに、気が付けばあと2時間半くらいしかない。山を2つ越えるのに、間に合うか? と焦り、舗装路は少しショートカット。
最後の2つのピークとは、古鷹山とクマン岳。舗装路は小走りで、山道区間になっても大股で歩いて、悪くないペースで最後のピーク、クマン岳を踏破。クマン岳という音の響きが少しかわいい。
焦りまくっていた割には思ったより余裕をもって切串港に到着。アイスやソルティライチで体を潤す時間さえあった。瀬戸コースのトレイルはここまで。定刻でやってきたフェリーに乗って、宇品港に向かいます。
自動車船が2隻、錨泊していた。さすがマツダの町。
宇品港に到着。年末に観光で訪れた三原といい、ここ広島といい、それなりに利用者のいる生活航路、その拠点たる港が日常のなかにふつうに存在しているのはなんか良いものだなぁと改めて。
この後は宇品港の近くの銭湯に向かって汗を流し、路面電車で広島駅へ。予約していた新幹線に無事乗れて、夜遅くに東京駅に帰ってきました。多島海、やっぱり好きだなぁ。今年は観海アルプスもすでに歩いていて、こういう風光明媚な景色に自分はやはり目がない。
新幹線は途中京都駅へ。期間限定、ユーフォの装飾がされている駅名標を見つけた。この翌週にも東海道新幹線に乗ったのだけど、そのときは見逃してしまった。。
おまけ? 5/4の竹原巡り。アニメ「たまゆら」の舞台巡りとして、作中に出てくる関連スポットをつなぎ歩く、「たまゆらトレイル」なんて勝手に命名するコースを歩いてきました。まずは黒滝山。広島空港から忠海駅に移動し、そこから徒歩で数十分。
黒滝山を降りたら、国道沿いに竹原方面へ。途中エデンの海パーキングエリアでトイレ休憩。バイクでここを走るときも必ず休憩に寄る場所です。
大乗駅の先から海沿いを少し離れて、バンブージョイハイランド方面へ。野生の猫との邂逅。物凄く警戒された。
たまゆらの植樹巡り。さよみお姉ちゃんの原付免許取得記念植樹、笑ってしまう。
ぽってのもある。さよみお姉ちゃんやかおたんの植樹からは少し離れた場所にあった。
のどかなバンブージョイハイランド。いまの名前はバンブー総合公園みたいだけど、たまゆらの作中でもバンブージョイと呼ばれていたりして、こっちの方がどうしても耳馴染みがある。
バンブージョイの裏山?から、そのまま竹原の市街へとハイキングコースが存在していて、竹の乱立する中を歩き進んでいく。景色が最高、ということはなく、結構木々に遮られてしまうが、静かな山歩きができるのはGood。
ハイキングコースは道の駅たけはらの裏手に降りてくるような格好で、流れでそのまま道の駅の2Fへ。いままでバイクで竹原に来ていたときは、ここの2Fがもう閉まった時間の到着となることが多かったので、実はこのブースに来れたのは初。地元に大事にされているアニメなんだなぁと嬉しく感じたり。
歩行を再開して、今度は朝日山へ。OVAの方のたまゆらでここが登場していた。車で頂上直下で来るのが正解のようで、登山ルートはなかなか荒れていた。蛾の幼虫がぷらぷらとぶら下がっているところばかりで、そんな中を歩くと糸が体にべたべたまとわりついて面倒くさいこと。下りもかなりバリっぽく、ところどころズザザザと滑りながら下山した。
竹原駅で、舞台巡りの前半戦が終了。おかえりなさいの文字が染みます。
駅前のあいふる通り商店街。たまゆら同窓会のパネル。この絵を見るとなんかよくわかんないけど、本当に胸がきゅーっとなりますね、凄い絵です。
ももねこ様。
いつも泊まっている竹原駅前のホテルに荷物を置き、舞台巡りの後半戦。町並み保存地区に向かって、いつもの通りほり川での夕食とします。ピーチフレーバー(ももねこ様イメージ)のクリームソーダがあって、オーダー。メインは、初めてほぼろ焼きを注文。ふつうのシーフードとかもいいけど、これもなかなか美味しかったです。
食後。まだ明るいので助かります。お抱え地蔵で、お願いごと。思ったよりざっくり重い、お地蔵さんです。
そして恒例の普明閣へ。靴を脱いで上がれる舞台です。ちょうど黄昏時、空の色が桃色に変わっていく頃合いで、カメラを向けたり、舞台の上でちょっとぼんやりしてみたり。この静かな雰囲気が本当に好きです。毎年来たいなぁと思ってしまうのは仕方ない。
日が沈み、名残惜しさも感じながらホテルへと戻っていきます。西方寺からの下り、すぐ先にはほり川が、そして街並みの向こうには朝日山も見える。
またあいふる商店街を抜けてホテルへ。この小町ちゃんの飛び出し看板がなかなか目が離せなくて気になる。妙に特徴を掴んだ見事な絵。
多島海の風光明媚なトレイルに、たまゆら舞台巡りと大満足の広島紀行でした。瀬戸内海は色々とスポットが多いので、連休でもそれなりに混雑が分散される感じがするのがありがたく、まだ今後もしばらくはGWの行き先といえば広島、竹原、瀬戸内海というワードが浮かぶことになってしまいそう。
コメント
コメントを投稿