狩場山

時間があるうちに少しずつ記録を残しておきましょー、ということで今年の夏休み。一昨年、昨年に続いてまたも北海道に来ました。一昨年は8月の最終週、昨年は9月の第一週、ということで毎年だいたいこの辺りの期間になる傾向。今年は8月の最終週です。

土曜朝に一路新潟へ。乗るのは3年連続となる「らべんだあ」。あざれあと交代で発着しているはずなのにあざれあには一度も当たらない。部屋はアウトサイドのステート個室が取れました。

バイクと船を合わせて。積載レベルは去年とほぼ同じ、ただし今回は沢靴を持ってきていることもあり若干上部が苦しい。関係ないですが引っ越しをしたので相模ナンバーを卒業、晴れて練馬ナンバーになりました。「練馬」の表記もなんか、なんとなーく、ださい。

さて一気に写真は飛んで、もう狩場山の中腹。日曜朝の4時半に小樽にて放り出され、そこからは道南へひた走りました。初日は余市岳の予定でしたが、2~3日後に低気圧が来そうだったので、冬にも狙える余市岳の優先順位を落としたという次第。岩内、寿都、島牧とテンポよく町を繋いで、千走川(ちはせがわ)の登山口から登ります。道内のこのクラスの山にしては珍しく、登山口の最後のところまで道路が舗装されていて、とてもありがたい。

トリカブト確認。

いい天気。北海道の夏の山でこんなに快晴というのもそこまで頻繁にあるわけではないので、しっかり噛み締めていく。道南、狩場山もヒグマの印象が強い山ですが、今回は幸い気配もなく。装備としては鈴(高音低音で計2個)とスプレーを持参しました。スプレーは、飛行機だと持ち込みができないので、これはフェリー移動者ならでは?

狩場山の頂上。ちょっとした社みたいになっていました。ここから茂津多岬方面に降りていくルートもあり。茂津多岬といえば、大学2回生の頃、初めての北海道ツーリングの初日の野営地がその近くだったので、懐かしい響きです。

頂上で黒糖パンを頬張って、しばらくしたら引き返します。森林限界を超えているのか単にそういう山の植生なのかはわからないですが、上部は視界が開けていてとても気持ちがいい。右手に広がる海は、もしかして噴火湾?!などと思ってしまったものの、冷静に考えれば瀬棚方面。うっすら、奥尻島のシルエットのようなものも見えた気が。


復路、糞が落ちているのに気付いた。ヒグマか?と条件反射的に思ってとりあえず写真に残しておいたものの、ChatGPTに聞いてみたらこの糞はシカでは?とのご見解。

島牧まで戻ってきて、朝にも立ち寄ったセイコーマートで休憩します。今回の訪問で最初のフライドチキン。北海道に似つかわしくない暑さで、チョコアイスも一緒に購入。しかしセイコーマートのPBで出ているハスカップのアイスが見当たらず…残念。一昨年はなかった、昨年はあった気がする。

追分ソーランラインと呼ばれる道南の日本海沿いの国道を気持ちよく流していく。日射しは本州並みに強いものの、全体的な暑さはやっぱり東京に比べれば穏やかな方で、半袖で流すと風がすごく気持ちいい。トンネルでは少し寒いくらい。


なんかこういうバイクの写真を撮るのが久々で

学生時代の頃はこういう撮り方にしたら格好良く写るかな?!みたいな試行錯誤をたくさんしていたなぁ、と懐かしい気持ちになった。

噴火湾方面に横断(北海道の"持ち手"の部分を突っ切る)、朝の早さのせいもあってか眠気を感じたので虻田の道の駅で休憩。道の駅の読みは「あぷた」なのが不思議。(地名の方は「あぶた」)
ソフトクリームに抗えない。こういう何でもない(?)ところの乳製品も格別においしく感じられる。

白鳥大橋を久々に渡りたくなって、渡りきった室蘭側の園地でひと休み。白鳥大橋、「しらとりおおはし」とか「しろとりおおはし」という読みだとずーっと誤解していた。正しくは「はくちょうおおはし」。ここも2016年の夏以来の再訪(再走)で、すごく懐かしい。

初日は東室蘭のドーミーインで泊。ガラナが欠かせない。ドーミーインの前の定食屋さんが気になったものの、不定休の休日に当たってしまったようで断念。夕飯にこだわりはあまりないので、隣のローソンで適当に済ませました。

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