久しぶりにちゃんとバイクを走らせた。
前にそこそこの距離を走ったのが白毛門の吹雪に敗れたときだったので、しばらくぶりに駐車場に行くとハンドルカバーが付いたままになっていた。いつの間にか、昼ならシャツ一枚で乗っても気持ちいい季節だ。
前の週、暑い日曜日にちょろっと走らせて一年点検に出したお陰か、燃費が頗る良くなった。暖かくなったのもあるだろう。点検ではタイヤがそう長くないと言われ、いっそモタード化…とも考える。やはりブロックタイヤは減りが早い。履き替えてから大して林道走ってないのに。
"ちゃんとした距離"の行き先には房総方面を選んだ。1泊2日ができるなら上信越方面も良かったが、土曜の天気は良くなかった。それに、何となく首都圏以外を選びにくいのは軟弱さゆえか。すれ違うバイクの数が多いこと。
房総半島はのっぺりしておりダイナミックさは足りないが里山の風情は十分ある。少し脇道に逸れれば途端に車は減り故郷の構図。
海を見るのも目的の一つだったが1枚も写真を撮らなかった。勝浦から海岸沿いに入ったが、人の多い野島崎は素通り、洲崎は進入路にステイホームと書かれたカラーコーンが置かれていて気持ちを削がれた。内房の道を上り、富津岬も駐車場が封鎖されていたのでここもUターンした。海岸(駐車場)封鎖はそこかしこでされていたが、路肩に車が並ぶだけであまり意味がなかった。私は外出は別にいいと思うが路肩に止めるのは受け入れがたい。
何年ぶりかに吉井の水車小屋を見てきた。結局、南房総で海に立ち寄ったことは一度もないのに、ここは近くを通る度に訪れている気がする。草の様子が最近はあまり管理されていないのを物語っているよう。以前に来たときはちゃんと水車が回っていたが、今回は固まっていた。
当初富津岬で日没を迎える予定だったが上述の有様だったので、海ほたるに行くことにした。混雑というほどでもないが人の数はふつうに多い。こっそり走らせるような気持ちもあったので改めて何だか拍子抜けすることであった。この日は風が強くなく、連絡橋もレインボーブリッジも穏やかに走れた。
滑り込みでの5月投稿。週末は上手くいけば白砂山。南アルプスが駄目になってしまったので計画をどうすべきか悩んでいる。スポーツのイベントにせよ山小屋にせよ、決定が早すぎるのではと思わないでもない。
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