四国カルスト

四国リベンジ祭の2日目(正確には3日目)は足摺宇和海&四国カルスト。やはりどちらも17年のGWでトラウマを抱えることになった箇所で、晴天の予報に足摺方面は大丈夫だろうと思いながらも、山の上にある四国カルストは…?と一抹の不安を抱えて朝を迎える。めちゃくちゃ星が綺麗だったのに全然上手く撮れず全てボツ。シャッタースピードいじるしか能が無いからなぁ…カメラはもっと上手になりたいと思う今日この頃。


まだ暗いうちにテントを撤収し、狭く人気の少ないr300で朝焼けと日の出を拝む


出てきた!


ヘッドライトとキスの距離


朝陽で煌めいている水面にちょうど漁船が差し掛かったので撮影


ガードレールから昇ってくる太陽


場所は移って柏島。宿毛からR321(通称“足摺サニーロード”)で南に入り、透き通る綺麗な海を見にやって来た


ダイビング界隈には最高の場所だろうけども、バイク勢にとっては「あれ、どこを見ればいいんだ…?」と迷ってしまう箇所(?) 結局ほとんどピストンするだけだった。大堂お猿公園までは足を延ばし、青い海と島々の景色を堪能。公園までの狭道には大量のお猿さんがいる(しかも結構睨みつけてくる)ので要注意…。


2017GW時はレイニーロードだったサニーロード。あの時は看板の文字が煽り文句に見えてイライラしていたものの…この日は2色の青がひたすらに眩しい天国のような道。


ここが四国最南端


夏のような…(11月初旬)


南の海を離れて一気に山の中へ。四万十川沿いのR441(見かける沈下橋はどれも崩落していて涙を誘う)とR320・R197でカルスト麓の檮原まで…今回は道の駅ゆすはらの東にある林道ルートから天狗高原を目指す。


謎ステージ@天狗高原


不安を吹き飛ばすような大快晴!の四国カルスト。ススキの秋めき模様がまた良い…。思えば去年の今頃の秋吉台も最高だった。カルスト地形は年中楽しいけど、中でも秋が一番なんじゃないかな


空、飛んでますか?


見下ろせば大パノラマ


天狗高原周辺は薄茶、五段高原周辺は緑。という色の違いも楽しい…



“天に続いていく道”過ぎてな……


【生きてて良かった度:2兆点 /100点満点】


真剣にオールタイムベスト道が更新されてしまったかもしれない…と考える夢の時間。こんな晴天、平日昼下がりの交通量極小タイミング…全てが上手くいった奇跡の体験だったのではあるまいか


親切な看板があっても満足に山座同定できない人間なのでどれがどれか分からなかったものの…「石鎚(の方)めっちゃ晴れてるぅ!」とテンション上げ。どうか明日もそのまま…と願う。


おっといつかのトラウマが…


改めて見ると酷すぎて笑う。これは心挫けますわ…


一生で何度こんな感動を出来るのだろうか…



そしてそのまま姫鶴高原のキャンプ場(\500)にて設営。未だかつてこんなに開放感のあるサイトがあっただろうか……。風もそれほど強くなく、この日はキャンプのタイミングとしてもベストだった。


問題だったのは食糧事情。江川崎らへんから「次に見つけたコンビニで何か調達しよう」と思っていたものの、そこから約100キロの間、一軒にも遭遇せず!前日に買ったまま残っていたスナックパンと姫鶴荘で急遽調達した芋羊羹(\400)で翌日昼まで乗り切ることに……これは少し勿体なかった。


気を取り直して夕暮れの四国カルストですよ


日中の足摺の記憶はどこへやら、日が沈むとグッと冷え込んでくる。標高1000メートル以上、平地ほど甘くはなかった…。満天の星空を眺め(例によって写真は無い)、イージスを着込みネックウォーマーとニット帽で完全防備し、眠りにつく…。


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