一夜明けて平日を取り戻した静かな紀伊半島。夜も雲一つない晴天で、久しぶりにはっきりと天の川を拝むことができた。屋根だけ空間のバンガローがイメージにありすぎて、夜半は冷えたもののエアコンを使うという考えに至れず…「紀伊山地やっぱ寒ィな…」とイージス(防寒着)を着込んだまま寝ていた。
朝の池原ダム。ダムの堤防の真下にキャンプ場があり、そこから堤防を見ると「進撃の巨人」の壁のように見えて大迫力らしい。
静かな下北山村。
R169からR309に折れて大峰山の登山口方面へ。どんどん日差しが強くなってきて紅葉模様の山を照らしてくれる。
道幅は狭いものの、当然ながら誰も通らないので気兼ねなく風景鑑賞・写真撮影。
標高がそれほど高くないところの木々は「晩夏からいよいよ秋へ!」といった移り変わりの様で、それもまた良かった。
急に撮影マン密集ポイントが現れたと思ったら、後から調べたら「ナメゴ谷の眺望」が優れている場所らしい(同名でGoogle Mapにも地点登録されていた)。
秋好き
R309行者還トンネルの西側付近にある駐車場(1日300円/二輪)に停めて大峰山(八経ヶ岳)登山スタァート。百名山への拘りはそれほど無いとは言え、まあ何となくコンプしてみたくはなる。それに八経ヶ岳は近畿・中国の大ボス(最高峰)だし。一般的な意味での大峰山:山上ヶ岳もいつか登ってみたいねぇ。
山脈の稜線に出るまでがなかなか大変。
紅葉の見ごろはとうの昔に終わっていたよう。
気持ちいい秋晴れの中を進む。
秋晴れのなk…ガス?!
まさかのガスで展望終了。八経ヶ岳手前の弥山にはそこそこ施設が揃っている。
景色は諦め、八経ヶ岳までラストスパート。鹿除けのゲートがいくつかある。
何も見えなかった近畿・中国の最高地点。山頂はポツンとした佇まいで、天候もあいまって物寂しさが溢れていた。行者還トンネルの出発から約2時間、予想よりは疲労度高め。
やはり宗教色強い
ガスの中を下っていく~。前日の大台ケ原とは打って変わって人の気配がほとんどしないのは助かった。
少し下りて秋晴れを取り戻す
苔もナイス。
出発のときはほとんどスルーしてしまっていたものの、ぶらぶら歩いてみると登山口周辺の秋めき模様がとても良かった。
すっかり明るくなって紅葉ロード感がマシマシになったR309をR169方面へピストンして今回の登山ツーリングは終了。ウィークデーで多少は空いてるんじゃ…?!ということで大台ケ原再凸してもよかったけど、山頂付近は標高上たぶんガスってるんじゃないかなぁ…と読んで、それと結構八経ヶ岳で疲れてたし、京都へ直帰することに。
本当に気合を入れれば(若さをゴリゴリ削れば)大台ケ原・大峰山の両山を日帰りで制覇できなくもない…?という知見を得た。絶対にやりたくないけど。何はともあれこれで関西の百名山は全制覇~!ただし伊吹山はあれでええんか…感があるので、ぜひ年度内に再制覇したい。雪山登山も興味アリ。
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