有峰林道

これまたずっと走りたかった有峰林道へ。アルペンルート含めて去年の秋に計画していたのに、台風で泣く泣くキャンセルしたのだった…。当時の計画では有峰林道で奥飛騨に抜けた後は穂高のロープウェイに乗る予定だったものの、奥飛騨は春にも訪れたので今回はパスして、とにかく南を目指すことに。夜に続いて朝も同室(?)キャンパーさんにコーヒーをご馳走になって、実に優雅な富山市での朝。快晴というほどではなかったけど、雲は高く、気合を入れて8時過ぎには発進。


二輪車なら全線を300円で走れるものの…四輪だと結構なお値段。それでも大型車をよく見かけた。


複数の路線が入り組んでいる有峰林道、今回は小見線から東谷線へ抜けていくルートを選択。たぶん一番オーソドックスなコース。バーンと広がる有峰湖・有峰ダムは展望台からの見晴らしが良い。


鮮やかモード。


ダムの向こうに薬師岳が見える。一般的に北アルプスでもっとも美しいと言われている山。薬師岳の山頂へは有峰林道の先にある折立からが最短のアプローチ。


雲がかかってなくて良かった。


ベストシーズンかどうかは微妙なものの…これはこれで見栄えの良い色付き方。地図上で見ると複雑怪奇なコース取りなものの、走ってみると全くそんなことは無く、よく整備されていて実に走りやすい舗装林道だった。交通が少なかったのも好材料。


ローアングルがキテる。


薬師岳に別れを告げ…


短い区間に620円収める気にもならず(それに工事で片側交互通行だった)、安房峠道路は回避して国道の峠越えを頑張る。ご褒美なのかどうなのか、峠の頂上からは焼岳の荒々しい山容がクッキリと見えた。


予想外の車の多さに萎えつつ…奈川渡ダム周辺で青空をキャッチ。ダムの上を国道が走っている珍しい所…の割には高速で流れていて、あわあわしながら通過。


野麦峠越え。どんだけ県境を跨ぐんだという…結局この日は富山県→岐阜県→長野県→岐阜県→長野県→岐阜県と移動していた。


好天のお陰で乗鞍岳の絶景も独り占め。この付近の紅葉はベストタイミングだった気がするなぁ。


高山市側から見る乗鞍岳は壁のよう。実は前にも(去年の夏)野麦峠越えをしていたんだけど、そのときは「あれ?乗鞍ってどの方角にあるんだっけ?」とキョロキョロして結局見つけられなかった。雲に隠れてたのかなぁ。こんなに圧倒的な存在感だとは思いもしなかった。


R361を下りていって…今度は御嶽山。


噴火の献花台もある九蔵峠の展望所から。先日ようやく登山解禁になって、せっかくだし登ろうかなぁと1ミリくらいは考えたものの、結局断念。立山も諦めて、学生のうちの登山最高峰は白山御前ヶ峰の2702メートルになりそう。それがいいや。


通称”木曽高速”のR19をまったり流して、今日は旧中山道の有名な宿場町、馬籠まで。安くて恵那山に近い宿を探した結果、かつての小学校を改造したと思われるゲストハウスが引っ掛かった。校庭の向こうにドーンと恵那山が立ちはだかる風景…ここを母校にしたい。飲食スペースが家庭科室だったり、フロントが職員室だったり…色々面白いところだった。


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