ずっと行きたかった立山黒部アルペンルートへ。今回は富山側(立山)からのアプローチ。紅葉シーズンとはいえ平日だし空いてるでしょう…と高を括っていたら外国人&シニア層で想定外の大混雑…。黒部湖までの往復きっぷ(¥10790也)を買ったものの約1時間後のケーブルカーまで空いていないという事態。。(アルペンルートは最初のケーブルカー(立山駅~美女平)のみ時間指定を受ける必要アリ)
駅前で時間を潰していざ出発。なおも大混雑。埼京線並みに押し込まれて7分間の移動を耐える。
美女平からは観光バスで一気に室堂まで。大型バスなので距離の割に時間がかかる区間で、立山駅から通算で1時間強は見込んでおくべき(バイクは走れるようにして欲しいんだがなぁ)。
是非ともバイクで味わいたい眺望ではあるけど…それでも車窓は楽しくて、幸いの好天で富山湾越しに能登半島までバッチリ見えた。
まずは黒部湖まで…ということで室堂は無言通過、トロリーバスを経て大観峰からはロープウェーで一気に高度を落とす。
夕陽モードで。ここのロープウェーは駅間に一切の支柱が無いという、よくよく考えてみると怖すぎる設計なものの…安全性はバッチリ(らしい)。景色は流石。でもここも満員電車並みに押し込まれるので常に窓際確保できるかは不明。
黒部湖~黒部ダムは徒歩にて移動。この先を下りていくと長野県側(信濃大町)に出られる。富山側からのピストンなら黒部湖までの往復が一般的でしょう。
見上げるのはトロリーバスで潜り抜けてきた、これまた日本三名山の一つである立山。
勢いよく放流。なんとこの観光用の放水はちょうどこの日までだったらしい。奇跡のタイミングで来られたことに感謝…。
放水と立山を無理矢理フレームにぶち込んでみる
この展望台まで上がるのに階段を400段以上登らなければならない…。
圧巻の山岳風景
欅平からの関電保有の輸送路(黒部ルート)が観光開放されることになって話題の黒部ダム。雲の位置が高く、湖の向こうに広がるアルプスの山々もよく見えた。
よくもまあこんな山の中にダムを造ったなぁ…と感慨
ダムの上から立山を見上げて。鮮やかモードと夕陽モード両方。
ダムから北方を見ると…おそらくあれは白馬岳
雪の大谷、みくりが池、弥陀ヶ原湿原から付けられてると見た。もうちょい可愛ければ…
帰りのロープウェーは比較的空いていた。
ロープウェーのケーブルの圧倒的な存在感。後立山連峰の大パノラマも良い。
室堂への復路トロリーバスは何故かガラッガラで写真撮りまくれた。黒部湖~扇沢(長野県側)のトロリーバスは今年(11月末)で廃止で、春以降は電気バスに置き換わるため、富山側のトロリーバスが日本で唯一になってしまうみたい。
運転席は普通のバスっぽい。
青いライトが光るのは工事がもっとも難航したという箇所。1分に43トンの地下水が溢れてきてここを突破するのに13か月かかった…とか(全部車内アナウンスの受け売り)。
立山(雄山)直下にて行き違い。
室堂の周辺を散策
チラリと見えるのがあの剱岳。このあとはガスに隠れて見えなくなってしまった。
火山活動の活発化に伴い通行不可になっている地獄谷
みくりが池越しの立山
下方にテン場が見える…立山登りたかったなぁ…
雷鳥荘周辺まで歩いて、室堂へ帰る。もう2時間早いケーブルカーに乗れていたら雄山は登れたかなぁ…と少し勿体ない気がしてくる。まあまた来る理由が残ったと考えれば…
ミドリガ池越しの立山も最高。
当たり前のように写真撮ってたけど、本当に晴れてくれて良かった…。如何せん最初にチケットを買う立山駅は標高500メートル足らずの地点で、そこで1万円以上払って登ってきたのにガスまみれだったら発狂してまう
室堂から美女平への帰りの高原バスでは幸運にも先頭席ビューを堪能
弥陀ヶ原湿原・七曲り辺りの車窓は推せまくる。
しっかり帰りも約7分間の通勤電車体験…平日でこれなら土日はどんな地獄になっているんだ…
富山平野を見下ろす高台にあるキャンプ場にて野営。夜景が美しいことこの上なくてオススメ。もう一人いた熟練キャンパーさんにコーヒーを御馳走になったり…楽しく夜を明かした。
意図して撮ったわけではないけど…光の煌めき具合が映画のワンショットみたいで好き。
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