34日目(8/23)。雌阿寒岳、阿寒富士、雄阿寒岳の通称"阿寒三山"登山。

釧路から見る朝焼け 根室方面がよく晴れ渡っているようだった

R240沿いでタンチョウ…!だったのだろうか?!

まずは雌阿寒岳へ 上空は曇り気味だったものの山頂までよく見えていた

06:30入山 今回は雌阿寒温泉ルートから。登山者名簿にしっかり記入して出発!

活火山なので至るところに注意書きがある こういうのはじっくり読んでいこう

06:38一合目

06:45二合目

06:51三合目

07:00四合目 この辺りから景色が開き始める 既に火口から1キロ圏内

ガレ場のような道が連続するようになる

07:05五合目

下を覗くとこれから行く予定のオンネトーの姿が見えた

07:14六合目

07:18七合目

07:24八合目

荒廃した地面という感がマシマシになってきた ペンキ塗りの石の案内に従っていかないと簡単に登山道を見失ってしまう

07:32九合目 急なガレ場の登りに思わず息が上がる ここから無線が通らなかったり火山ガスが出たりするのでなる早で通過するように言われてる区間

赤沼がよく見えた

07:39雌阿寒岳山頂 入山から1時間10分ほど 歩行距離が3.3キロなので、まあまずまずのペースでしょう 九合目から先は突如現れた強風のせいで思わぬ苦戦を強いられた


阿寒湖&雄阿寒岳方面も、青沼&阿寒富士方面も等しく"地獄"という感じがビンビンに出ててgood 曇り空なのがどうかなぁとも思ってたけど、逆に「もうひたすら救いようのない荒野!!!」というのを演出するのに良かったかも この辺、蔵王山のときとも感想が被るけど、地球の一風景ではないような(火星みたいな?オデッセイ感)眺めが本当に面白くて、風(と火山活動)は怖かったけど来て良かった

噴気孔の黄ばみがかった色を見るだけで うわぁ毒素めちゃくちゃ入ってそう… と思えてくる火山ガスがもうもうと上がる これが強風に煽られてあちこちに飛散するからタチが悪い

写真だけ撮って、すぐに雌阿寒岳山頂を出発 オンネトー側の登山道を下りていく こちらは青沼が近くに見えるルート

この風に乗って飛べるんじゃないかという猛烈な強風が平気で登山ルートにガスを飛ばしてくる ずっと喰らってたら死んじゃいそう

08:00オンネトー側八合目 ここから阿寒富士ルートへ分岐

阿寒富士はどこから登るんだろう…?と思ってたけど 近付くと見えてきた ものすっっっごいジグザグ道だ!急そう!キツそう!

08:24阿寒富士山頂 踏み込んだ足がズブズブ沈んでいくような路面、しかもジグザグの急坂…という泣きたくなるような登山道だった 距離の割に時間がかかる道のり

山頂の標がすっこ抜けてたので

戻しておいた


阿寒富士からの眺めも当然素晴らしい 下界や雌阿寒岳から見ていると本当に綺麗な富士山型の山だなぁと映るけど、山頂から色んな方角の山肌を見下ろすと結構バラエティーに富んだ表情をしてた

阿寒富士から見る雌阿寒岳 こうしてみると何となくこっち(阿寒富士)の方が高いような気もしてくる…?(実際には雌阿寒岳:1499メートル 阿寒富士:1476メートル で雌阿寒岳の方が上)

10:20頃に雌阿寒温泉の登山口へ帰還 お手製マップ良いなぁ と思いながらオンネトーへ

湖面にゆらぁっと二つの山が映る 空の色がビミョーだったので湖を楽しむという意味ではやや消化不良だったかな?

セイコマで軽く休憩して、すぐにもう一山へ移動!今度は雄阿寒岳へ ってヒグマ出没しとるんかい…

11:55入山 R241から少し奥に行ったところに登山道入口がある

メキシコ人ヒグマ探しに来てた!見つけたのはシカだけっぽかった!良かった!

登山道入口で道に迷う方向音痴っぷりを発揮し、結局正規の登山ルートに入れたのは12:10頃だった そこから急ぎ足で登り始め、12:32一合目 雄阿寒の前半は合目間の距離がやけに長い

12:45二合目

12:59三合目 うそまだ三合目?!とちょっと焦ってくる

くぐるの大変だった

13:14四合目 ガバガバ合目設定のせいで何とここで既に半分越えてた(大体6割くらい?) "五合目迄がガマン所"に嫌な予感がする…


うおおおおお!ウオオオオオ!!!死ぬほどキツかった!!!ひたすら、延々と超急勾配の登り坂 午前中に二山登ってきた疲れもあったのかも知れないけど、それを差し引いても半端じゃないエグさだった これほど体力精神双方を削ってくる一合間はそうそうないだろう 四と五の間の大変さ…そうだこれを上昇負荷と呼ぼう

13:35五合目 割とほんとに太もも限界直前でここに到着 ここが実質八合目だと知り、何とか気持ちに折り合いをつけて、前へ…

13:46六合目 傾斜も弱まり、一気に楽になった

13:54七合目

ようやく雄阿寒"岳"と言うにふさわしいような、岩っぽい道が現れた

振り返ればヤツ(阿寒湖)がいる

14:00八合目

R241阿寒横断道路がぐにゃぐにゃと進んでく様が上からだとよく見える

14:07九合目

14:12雄阿寒岳山頂 つ、つ、ついに!ついたー!!!阿寒三山同日登頂達成!!!これは本当に達成感が凄かった 雄阿寒岳は(登山道入口で迷ったのを引いて)ほぼちょうど2時間での登頂 いやぁ…想像以上に大変だった… 大体四合目から五合目の区間のせい

パンケトウ でかい

こちらはペンケトウ パンケトウもペンケトウも、その全貌を見られるのは雄阿寒の山頂からだけなんだとか

遠くに見えるあれはおそらく屈斜路湖…とその向こうの山は斜里岳…?ではないか…

下山はゆっくり焦らずに…ってシカいた!全然気付いてもらえなかった… クマ避け鈴めっちゃ鳴らしてたのに…!ひょっとしてこの鈴、野生動物にあんまり効果無いんじゃ…(震え

山から下りてくると阿寒湖周辺にも青空が見え始めていた 湖畔の温泉(まりも湯 アッツイアッツイ源泉 おばあちゃんが登山頑張ったね!って牛乳くれた ありがとう!)に浸かって、今宵の宿へ

今宵の宿(¥0) 道の駅あいおい併設の客車改造型ライダーハウス 毛布と布団つきで無料?!最高じゃないの?!と思ったけど結局利用者は2人だけだった
百名山に選ばれているのは雌阿寒岳なのか雄阿寒岳なのか、それとも両方なのか問題。一応雌阿寒岳ということになってるみたいだけど、深田氏が登ったのは(火山活動もあって)雄阿寒岳の方らしい。…あれ?それなら何か雌阿寒岳が選ばれててもしっくりこないなぁ… とか思ってたけど両方登っちゃえば万事解決なんです!!!という、それも同日でやっちゃうというひたすら力業の登山DAYでした 若さをゴリゴリ削っていくような一日で、まあたぶん5年後には同じこと出来ないだろうなぁ という気がする。
文句無しの晴天、とは言いがたかったものの、北海道の山が、山頂から景色が見えるなんて…!というまずそこで感動したのでOK そういえばまりも湯のおばあちゃんの話では、雌阿寒、雄阿寒ともにガスで隠れがちな山で、両方登ったのも凄いけどガスらなかったのも運が良かったね とのこと。北海道の山々がいよいよ微笑み始めたのか…?とりあえず、阿寒湖周辺の山々さんたちには色々肯定してもらった気がする これだから登山は止められない!
釧路から見る朝焼け 根室方面がよく晴れ渡っているようだった
R240沿いでタンチョウ…!だったのだろうか?!
まずは雌阿寒岳へ 上空は曇り気味だったものの山頂までよく見えていた
06:30入山 今回は雌阿寒温泉ルートから。登山者名簿にしっかり記入して出発!
活火山なので至るところに注意書きがある こういうのはじっくり読んでいこう
06:38一合目
06:45二合目
06:51三合目
07:00四合目 この辺りから景色が開き始める 既に火口から1キロ圏内
ガレ場のような道が連続するようになる
07:05五合目
下を覗くとこれから行く予定のオンネトーの姿が見えた
07:14六合目
07:18七合目
07:24八合目
荒廃した地面という感がマシマシになってきた ペンキ塗りの石の案内に従っていかないと簡単に登山道を見失ってしまう
07:32九合目 急なガレ場の登りに思わず息が上がる ここから無線が通らなかったり火山ガスが出たりするのでなる早で通過するように言われてる区間
赤沼がよく見えた
07:39雌阿寒岳山頂 入山から1時間10分ほど 歩行距離が3.3キロなので、まあまずまずのペースでしょう 九合目から先は突如現れた強風のせいで思わぬ苦戦を強いられた
阿寒湖&雄阿寒岳方面も、青沼&阿寒富士方面も等しく"地獄"という感じがビンビンに出ててgood 曇り空なのがどうかなぁとも思ってたけど、逆に「もうひたすら救いようのない荒野!!!」というのを演出するのに良かったかも この辺、蔵王山のときとも感想が被るけど、地球の一風景ではないような(火星みたいな?オデッセイ感)眺めが本当に面白くて、風(と火山活動)は怖かったけど来て良かった
噴気孔の黄ばみがかった色を見るだけで うわぁ毒素めちゃくちゃ入ってそう… と思えてくる火山ガスがもうもうと上がる これが強風に煽られてあちこちに飛散するからタチが悪い
写真だけ撮って、すぐに雌阿寒岳山頂を出発 オンネトー側の登山道を下りていく こちらは青沼が近くに見えるルート
この風に乗って飛べるんじゃないかという猛烈な強風が平気で登山ルートにガスを飛ばしてくる ずっと喰らってたら死んじゃいそう
08:00オンネトー側八合目 ここから阿寒富士ルートへ分岐
阿寒富士はどこから登るんだろう…?と思ってたけど 近付くと見えてきた ものすっっっごいジグザグ道だ!急そう!キツそう!
08:24阿寒富士山頂 踏み込んだ足がズブズブ沈んでいくような路面、しかもジグザグの急坂…という泣きたくなるような登山道だった 距離の割に時間がかかる道のり
山頂の標がすっこ抜けてたので
戻しておいた
阿寒富士からの眺めも当然素晴らしい 下界や雌阿寒岳から見ていると本当に綺麗な富士山型の山だなぁと映るけど、山頂から色んな方角の山肌を見下ろすと結構バラエティーに富んだ表情をしてた
阿寒富士から見る雌阿寒岳 こうしてみると何となくこっち(阿寒富士)の方が高いような気もしてくる…?(実際には雌阿寒岳:1499メートル 阿寒富士:1476メートル で雌阿寒岳の方が上)
10:20頃に雌阿寒温泉の登山口へ帰還 お手製マップ良いなぁ と思いながらオンネトーへ
湖面にゆらぁっと二つの山が映る 空の色がビミョーだったので湖を楽しむという意味ではやや消化不良だったかな?
セイコマで軽く休憩して、すぐにもう一山へ移動!今度は雄阿寒岳へ ってヒグマ出没しとるんかい…
11:55入山 R241から少し奥に行ったところに登山道入口がある
メキシコ人ヒグマ探しに来てた!見つけたのはシカだけっぽかった!良かった!
登山道入口で道に迷う方向音痴っぷりを発揮し、結局正規の登山ルートに入れたのは12:10頃だった そこから急ぎ足で登り始め、12:32一合目 雄阿寒の前半は合目間の距離がやけに長い
12:45二合目
12:59三合目 うそまだ三合目?!とちょっと焦ってくる
くぐるの大変だった
13:14四合目 ガバガバ合目設定のせいで何とここで既に半分越えてた(大体6割くらい?) "五合目迄がガマン所"に嫌な予感がする…
うおおおおお!ウオオオオオ!!!死ぬほどキツかった!!!ひたすら、延々と超急勾配の登り坂 午前中に二山登ってきた疲れもあったのかも知れないけど、それを差し引いても半端じゃないエグさだった これほど体力精神双方を削ってくる一合間はそうそうないだろう 四と五の間の大変さ…そうだこれを上昇負荷と呼ぼう
13:35五合目 割とほんとに太もも限界直前でここに到着 ここが実質八合目だと知り、何とか気持ちに折り合いをつけて、前へ…
13:46六合目 傾斜も弱まり、一気に楽になった
13:54七合目
ようやく雄阿寒"岳"と言うにふさわしいような、岩っぽい道が現れた
振り返ればヤツ(阿寒湖)がいる
14:00八合目
R241阿寒横断道路がぐにゃぐにゃと進んでく様が上からだとよく見える
14:07九合目
14:12雄阿寒岳山頂 つ、つ、ついに!ついたー!!!阿寒三山同日登頂達成!!!これは本当に達成感が凄かった 雄阿寒岳は(登山道入口で迷ったのを引いて)ほぼちょうど2時間での登頂 いやぁ…想像以上に大変だった… 大体四合目から五合目の区間のせい
パンケトウ でかい
こちらはペンケトウ パンケトウもペンケトウも、その全貌を見られるのは雄阿寒の山頂からだけなんだとか
遠くに見えるあれはおそらく屈斜路湖…とその向こうの山は斜里岳…?ではないか…
下山はゆっくり焦らずに…ってシカいた!全然気付いてもらえなかった… クマ避け鈴めっちゃ鳴らしてたのに…!ひょっとしてこの鈴、野生動物にあんまり効果無いんじゃ…(震え
山から下りてくると阿寒湖周辺にも青空が見え始めていた 湖畔の温泉(まりも湯 アッツイアッツイ源泉 おばあちゃんが登山頑張ったね!って牛乳くれた ありがとう!)に浸かって、今宵の宿へ
今宵の宿(¥0) 道の駅あいおい併設の客車改造型ライダーハウス 毛布と布団つきで無料?!最高じゃないの?!と思ったけど結局利用者は2人だけだった
百名山に選ばれているのは雌阿寒岳なのか雄阿寒岳なのか、それとも両方なのか問題。一応雌阿寒岳ということになってるみたいだけど、深田氏が登ったのは(火山活動もあって)雄阿寒岳の方らしい。…あれ?それなら何か雌阿寒岳が選ばれててもしっくりこないなぁ… とか思ってたけど両方登っちゃえば万事解決なんです!!!という、それも同日でやっちゃうというひたすら力業の登山DAYでした 若さをゴリゴリ削っていくような一日で、まあたぶん5年後には同じこと出来ないだろうなぁ という気がする。
文句無しの晴天、とは言いがたかったものの、北海道の山が、山頂から景色が見えるなんて…!というまずそこで感動したのでOK そういえばまりも湯のおばあちゃんの話では、雌阿寒、雄阿寒ともにガスで隠れがちな山で、両方登ったのも凄いけどガスらなかったのも運が良かったね とのこと。北海道の山々がいよいよ微笑み始めたのか…?とりあえず、阿寒湖周辺の山々さんたちには色々肯定してもらった気がする これだから登山は止められない!
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