R30 待ち兼ね夏来る

30日目。


アラーム音をミュートしてたのにバイブレーションだけで3時に目を覚ます気合いの入りよう 頼むぞ…とまだ暗い屈斜路湖に目配せして峠を上る


ありがとう…ありがとう…



美幌峠雲海朝陽大作戦、ミッションコンプリートであります


太陽は斜里岳の影の向こうから昇ってくる



体に染み入る御来光… 美幌峠朝陽チャレンジ成功率100%は履歴書に書ける


昇ってきた太陽の光でオレンジ色を帯びる雲海と、その上にひょこっと顔を出す山々


朝陽を浴びて草の露がきらきら光るのがまた何とも




東の方向に雲が散らばっていたのが逆にドラマチックな空を演出するのに一役買っていた


太陽が十分に高くなったのを見て、名残惜しいながらも美幌峠を去る


カメラマンのおじさんがいい感じの後ろ姿を見せてたのでつい撮っちゃった



R234美幌国道が走るべき道路であることを示す写真たち


麓でひまわり畑を見つけたので少しだけ立ち寄ってみた



夏の北海道に来てたんだなぁ…と思い出した(この頃はまだかなり寒かったけど)


モアン山 山肌には「牛」の文字


雲海鑑賞時からこの視線の先にあった斜里岳 雲も晴れ絶好の登山日和だと思ったんだけどな



登山口までのr857が先の雨の影響で通行止め中…ということでツーリングマップルを頼りに砂利ダートで迂回


わぁい辿り着いたぁ! と思ったら… 山荘の管理人に「通行止めなのに無理矢理突破してきた不届き者のクソ野郎」といった感じで散々に難癖をつけられて意気消沈、もう登っても釈然としないし(「どうぞ?登りたければ勝手に登ってください?」とは言われた)帰ろう…と登山を諦めた


この左側から迂回して


この右側の道に辿り着いて、手前の道に入って登山口に行けたんですけどねー 入ってこられるのが想定外だと主張するなら、コーンの置き位置を手前の道のところ(合流後)にするか、そもそも「迂回禁止」「入山禁止」とかアナウンスしてあればいいと思うんだよね(この状況で登山口に入ってきた人には客観的に全く落ち度はないはず) まあ、ともかく、山荘の方は話が通じなさそうな感じで頗る印象は悪く、道直ってもまたダート頑張んなきゃだし、もういいかなぁ…ってなってる


気を取り直して清里町まっすぐロード



海まで続く道 とも呼ばれてるとか? どこかの天まで続く道とは異なり、まったく観光客の気配がないのは素晴らしい


登山の予定がすっ飛んだので時間潰しに裏摩周へ 前は木が邪魔だったけど、今はかなり湖の展望が利くようになっていた(そのおかげか、マイナースポットの筈なのにやけに混雑していた)


裏摩周に来たら神の子池もセットで 神秘的な水色の湖と、手前の青空を映した透明な湖水の対比が良い良い


大人気の天まで続く道


名もなき展望台からの海側の景色が好き




確かに感動的ではあるものの、他の人に気を遣って写真を撮らなきゃなのでちょっと疲れるスポットでもある


「天まで続く道 出発点」の表示がある箇所(2年前と比べてかなり綺麗に整備されていたので驚いた)から海側に進む道の方が心置きなく撮影マンになれるので好き


R334でウトロへ ほんっっっとうに久しぶりに夏の陽気を感じられた道東だった


国道脇すぐ、オシンコシンの滝


夏の暑さに滝の冷気がちょうど良い


五湖には興味なく、岩尾別方面はどうせ明日行くということで知床峠へ


羅臼岳は頂上付近にガスがちらついてたけど、おおむね眺望は良好だった


ここも美幌同様、自分の車との合わせ写真は撮りにくいのが難点かな でも本当にダイナミックで楽しい道 気持ちいい夏空に感謝


国後島に手が届きそう


早目にウトロに下りてきて、国設知床野営場(名前がイカツイ)にて設営 やけに国際色豊かなキャンプ場だなぁと思ったけど、世界遺産だからか

斜里岳の記憶は完全に消し、美幌と知床の楽しい楽しい思い出で明日の羅臼岳登山に向けて助走をつける 天気予報は良好(利尻の分もドカンと晴れてくれよな!)。ヒグマ予報は…ヒグマ予報は…?遭遇しないことを願い、万一遭遇しても鈴の音で逃げてくれることを願い、記念すべき31日目(1ヶ月)を終えられることを願い…いざ四天王第3座へ。


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