R28 北北西に進路を取れ

28日目。4週間。


起床後即絶望したのがチェーンの錆問題…せっかく小樽でピカピカにしてもらったのに… 犯人は潮風ですね間違いない


朝の猿払は雨はほとんど降ってないものの風が強くてヤバイ


本日の最終目的地は網走(宿とってた)だったけど、そっちに下ったら雨雲の餌食になる ということで宗谷岬方面へ 雲の切れ間目指して北北西に進路を取れ


青空が見えてきた


晴天の宗谷丘陵(人生初)で優勝


カーブ曲がった瞬間こんな景色見えてきて絶頂


何日か前の、雲に隠れてた風車たちも悪くはなかった 悪くはなかったけどやっぱり青空の下が一番なのだ


風車"群"もいいけど 単機の風車も最高にカックイイんだよね


惜しむらくはこの風車、表側を向いてないってとこかな まあ、カッコいいので問題なし!


宗谷丘陵に来たら絶対写真撮るポイントにて、写真撮った



異なる天気の下、同じ場所に来ると、「あ、やっぱ晴れって最高だ」というごく当たり前のことに気付ける


宗谷丘陵のパーキング行ったら樺太見えて腰抜かした


「晴れた日には宗谷岬から樺太見えます」って、あれ嘘じゃなかったんだぁ~という感動



樺太に向かって翔んでいけ!感


宗谷岬灯台 樺太のシルエットがとりわけよく映る



写真撮影列を眺める


相変わらず遠くから碑だけ見て、最北気分を満たした


もう少し首をクイっと左に曲げないと樺太も海峡も見えないと思いますよ


樺太は下(最北の碑のとこ)から見るより、岬公園に上がってからのほうがよく見える


何気に今回の北海道じゃ初のシカさんかも


雄のツノは本当に立派 あれで刺されたら…というかあんなんが道路に飛び出してきたら本当に一堪りもない 相当グロい死体になりそう(こっちが)


北に向かって青空が続いていたけど、悲しいかな、宗谷岬より北には進めないのでまた猿払方面へ下りていく 青空と曇り空の境目を追いながら


謎の平原を見つけた



誰もいないし進入禁止とかの看板もないし、静か~に、ちょっとだけ入って遊んでた 平原と空という情報しかないけど、絶対北海道だって分かる写真


こんなにちゃんとした夏っぽい空は本当に久しぶりに見た


曇天のエサヌカ線しか知らないまま社会人にはなれねぇ と思ってリベンジに参ったエサヌカ線 いや結局曇天じゃん…と思いきや


北側はめちゃくちゃ晴れてたんだなぁこれが ちょうど南から北(浜頓別→猿払)に進めばどんどん青空が広くなっていく絶好の条件だったのだけど あいにく南下中… どうしても青空をバックに写真を撮りたかったので、写真を撮る度にUターンすることにした



目線を180度変えると、景色も180度変わる


ここからエサヌカ線写真展になりますので同じような構図同じような背景の写真ばっかりになります


猿払側から入ってすぐはオホーツク海も見える



良い


原野の中を突っ切るのは道北日本海側のオロロンラインと似ている こちらは"終わりのない真っ直ぐロード"の色が強め


交通安全





道、空、原野…それだけの道なのに、ずっと同じところで同じ方向を眺めていられる



ようやく「北海道らしい広い空」が見られた





生意気な構図





撮ってはチョロチョロ走り、また撮って…と繰り返してるうちに青空に追い越されていた


自前の三脚はこの旅で使ったのは初めて 太ってるのではなく、着込んでいるだけなので御留意 写真の見せ方の問題でなく、(時間をかけたお陰で)普通に晴れた道を走れたエサヌカ線 圧倒的大満足で去る



ようやくエサヌカ線を離れて、積丹の神威岬と名前被ってて何かちょっと不憫な北見神威岬へ…と思ったら南北どちらからも進入不可の陸の孤島になってた


少し遠い公園から眺めるので我慢 ここも2年前のリベンジができた…ということで良いでしょう


15時を回ってまだ浜頓別、この時間から宿のある網走まで200km超の限界ツーリング 紋別で蟹の爪オブジェと記念撮影だけして、あとはひたすらアクセルを回し続ける


コムケ湖もサロマ湖も能取も全部素通りして(能取は明日行く)、寒さに震えながらお宿チェックイン 即乾燥作業スタート!

晴れてる宗谷と晴れてるエサヌカ線、それだけでもう十分 お腹いっぱいが過ぎる 最北の地で見つけた青空を、浜頓別まで引っ張ってきて、そのお陰でそこから先もほとんど雨に打たれず網走までやって来れた 道北からついに道東へ…「広いエリア、行きたいスポットは割と限られてるけど全部をじっくり満喫したい」というのが道北なら、道東は「行きたいスポットが密集しまくってて全部行きたいけどそれはそれで悩ましい」ところ さあ明日はどうしよう?斜里岳に登るのが最優先?でも晴れてくれるだろうか…


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