R4 白鴎ラプソディー

4日目。


京都府民も泣いて逃げ出すような恐ろしい熱帯夜を乗り切り、今日からはこの旅最初の離島である佐渡島へ


乗船するのは佐渡汽船ときわ丸 何と決済無しの予約のみで座席確保できる神仕様…こういう性善説的なシステムは好き 二輪は自分含めて5台…やはり関東からの旅人が多かった


朝6時、まだ静かな新潟港 昇り始めた太陽の光が眩しい


嬉しいことに座席タイプの二等室も備えられていた カーペット式もいいけど、個人的には座席型の方が眠りやすい


ちょいと覗かせてくれと言わんばかりにカモメがやって来た


お見送りしてくれるカモメさんたちもいた


フェリーは定刻に佐渡の両津港を目指して出発


?!


カモメさんたちも当たり前のように佐渡と新潟の移動の足(文字通り、羽休めの足場?)としてフェリーを使ってるようで、堂々とした様子にはもう何度も往復してきたんだろうなという風格を感じた


日の丸


佐渡島が近付いてきた 雲が多目で少し不安になる


大展望ドゴーン! 両津港からR350を南下するとまず一面田んぼの大風景がお出迎えしてくれた


長手岬 r45を七浦海岸方面へ


夫婦岩


海の直近に棚田が控える風景を見かけるとついつい足を止めてしまう


尖閣湾 少し雲行きが怪しくなってきた


走行している新潟県道45号線は日本で最も総延長が長い都道府県道である その長さなんと169.6キロ…



海府大橋からの眺めは佐渡の雄大かつ険しい自然の様を感じさせる


Twitterとかで「夏を感じる」みたいな文句とともに画像を載せられてそうなトンネル


大野亀周辺のr45は全区間のなかでも指折りの大展望が広がる この辺りで空にも青色が戻ってきてくれて本当に良かった


大野亀、「急坂だけど20分頑張れば登れる」「大変だけどその価値はある眺望」とか聞いたのでいざ登ろうと思ったけれど


通行止め中なら仕方あるまい!


二ツ亀 海水浴客の間をすり抜けていかないと岩にまでは辿り着けなさそうだったので、こちらは挑戦しようとさえしない


島の北端、弾崎へ 灯台の向こうに展望スペースのようなものが見えるものの、そこに辿り着ける道を見つけられないというポケモンで起こりがちなもどかしい瞬間みたいなのを体験した


弾崎のキャンプ場から入ったら辿り着けた


一気に両津へ降りてきて、今度は島の南側を目指すルートへ(雲が晴れたらドンデン・金北山に行こうかと思っていたけど晴れず…結局雲が去ったのは夕過ぎだった) 暑さ(と少々の寝不足)で疲れきった体に染み込んでくるような農村風景に感謝…こういう脇道を見つけると一目散に飛び込んでしまう


明日のキャンプ地にしようかとも考えている姫崎へ 朱鷺見たいなあ


日本で最古の鉄造灯台という、無惨に放置されてる感満載の雰囲気とは裏腹にめちゃくちゃ由緒ある灯台な姫崎灯台



海に臨むサイトに、炊事場もあるという、およそ無料キャンプ場とは思えない立派な設備に感嘆…両津までのアクセスとムシムシパラダイスの予感が不安材料だけど



佐渡島一周も終盤へ 北側の七浦海岸と並ぶ景勝区間がこの小木海岸周辺 迫力ある岩々と緑のコントラストに目を奪われる


with 沢崎鼻灯台


素浜海岸の異国情緒漂うのんびりまったり海岸風景感も好き R350からややアクセスが不明瞭なのが問題なのか、いい景色なのに終始ガラッガラで嬉しいような寂しいような…(まあ、平日だし)



七浦海岸に戻って、今日は夫婦岩のところで夕陽を眺める 西の方角に広がった厚い雲に太陽が吸い込まれていきそうで、こりゃもう望み薄だなと早々に退散をキメた


ふと後ろを振り返るとめちゃめちゃいい感じの夕陽になってて泣いた 早とちりはギルティ…

金北山、ドンデン山のトレッキングも計画にあったけど、雲の様子を見て急遽島一周に予定変更 天気予報を見ると明日は快晴、ということで明日こそはトレッキング…したい…ところで、離島周遊の秘かな楽しみの一つに、その島を支配するコンビニチェーンを知るというのがあるのだけれど、ここ佐渡島はどうやらローソンに支配されているみたいだった


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